【マーベル映画】『アイアンマン2』のあらすじ、登場ヒーロー・ヴィラン一覧【MCUネタバレ注意】

映画「アイアンマン2」基本情報

映画「アイアンマン2」あらすじ

トニーがアイアンマンであることを公表したのと同時期、かつてアメリカに亡命し、トニーの父親であるハワード・スタークと共に研究者を行ったこともあるロシアの元物理学者、アントン・ヴァンコがシベリアで死亡した。

彼はアーク・リアクターの研究にも携わった優秀な化学者だったが、スパイ容疑で逮捕されると強制送還され、息子と共にシベリアで貧しい生活を送っていた人物だった。

アントンはハワード・スタークが研究成果を独り占めするために自分がシベリア送りにされたと思い込んでおり、その事でスターク一族を恨んでいたが、実際は金をつかまされて裏切っていたアントンの逆恨みだった。

それでもスタークに復讐するよう幼い頃から聞かされてきた息子のイワンは、父が残していた設計図から独学で小型アーク・リアクターを作り上げると、それを動力源とした「エレクトリカル・デス・ウィップ」を開発し、トニーに攻撃を仕掛ける計画を立てていた。

前作「アイアンマン」でトニー・スタークが自らアイアンマンであると公表してから半年。

トニーは1974年に父ハワード・スタークが開催したテクノロジー博覧会「スターク・エキスポ」を新たに開催することを発表していたが、その会場で上院軍事委員会への出頭を求められた。

トニーはこの半年間、パワードスーツを改良した「マーク4」を身に着けて世界各地の紛争を鎮圧し、世界平和に貢献していたのだが、その行動はアメリカ政府に問題視されるところとなり兵器とみなされたアーマーの引き渡しを求められた。

軍事委員会にはスターク社のライバルにして政府の武器製造を担うハマー・インダストリーズ社のCEOジャスティン・ハマーも同席しており、スターン議員と共にトニーを痛烈に批判したが、アイアンマンを真似て開発したアーマーの実験失敗映像を暴露されて恥をかかされている。

軍事委員会で世界平和の民営化に成功したと大々的に宣言したトニーだったが、彼の体はアーマーの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの動力源「パラジウム」から放出される毒素によって蝕まれていた。

トニーは命のある内に世界平和を実現させるため、スターク・インダストリーズの社長に秘書のペッパーを任命し、新たな秘書として法務部にいたナタリー・ラッシュマンを採用した。

その後スタークはカーレースに参加するためモナコを訪れていた。

そこに武装したイワンが現れるとトニーを急襲しレーシングカーを切断したが、「マーク5」を装着したトニーによって返り討ちにされた。

しかしこの事件はアイアンマンと同等のテクノロジーが世界に存在することを知らしめる結果となり、世間からアイアンマンが本当にアメリカを守れるのか疑問視する声が高まっていった。

ジャスティン・ハマーはイワンの死亡を偽装して脱獄させると、自分の会社に雇い入れていた。

ハマーは現時点で唯一トニーに対抗できる技術力を持つイワンと手を組むことで、ライバルを出し抜きつつ自社の兵器ラインを拡張させて政府との軍事提携を狙っていたのだ。

その一方で、マリブの自宅で開催した自分の誕生パーティーにアーマーを着て現れたトニーは、泥酔して大騒ぎする醜態をさらした。

そんな彼に激怒した空軍中佐でトニーの友人でもあるローディは、トニーの自宅にあった「マーク2」を装着すると殴り合いのケンカをし、リパルサー・レイを相打ちにして大爆発を起こした後にそのままマーク2を空軍に持ち帰ってしまったのだった。

親友と喧嘩したことで消沈するスタークの前に、S.H.I.E.L.D.の長官であるニック・フューリーが現れると、ナタリーことナターシャ・ロマノフが実は彼の仲間だったことが判明する。

フューリーから死んだ父親のメッセージ映像を受け取り立ち直ったトニーは、スターク社の社長室にあった父の遺品から得たヒントを元に新たなリアクターを作り上げると、パラジウムに代わる元素の発見に成功した。

イワンが完成させた量産型遠隔操作式二足歩行無人機「ドローン」と、ローディが持ち帰ってきた「マーク2」に様々な銃火器と装甲を追加した「ウォーマシン」を、ハマーは「スターク・エキスポ」の会場で大々的に発表した。

全快したトニーがイワンの企みを阻止するためエキスポの会場に駆けつけると、イワンがドローンとウォーマシンをハッキングし、暴走させた。

会場は大パニックとなったが、その時トニーはアイアンマンのお面をかぶった少年を「ドローン」から救った。

この時の少年が後のスパイダーマンとなるピーター・パーカーだったのではないかと、同役を務めたトム・ホランドが語っている。

暴走したウォーマシンの中にはローディが乗り込んでいたが、アーマーの再起動もできず会場を破壊する大規模な戦闘状態に突入した。

会場にいたハマーを詰問し、イワンが全ての元凶であることを突き止めたロマノフはハッピー・ホーガンと共にハマーのラボラトリーへ急行すると、ハッキングを解除する事に成功した。

しかしラボラトリーには既にイワンの姿は無く、自分用に作り上げていたアーマーを装着しエキスポへ向かった後だった。

トニーとコントロールを取り戻したローディはドローン部隊を全滅させ、乗り込んできたイワンとの決戦に挑んだ。

激しい戦いの末、アイアンマンとウォーマシンのリパルサー・レイを衝突せた衝撃派でイワンを撃破し勝利した。

しかし敗北したイワンは自身とドローンの自爆装置を起動させ、ペッパー・ポッツの命が危険にさらされたが、トニーはすんでのところでペッパーを救うと、仲直りのキスをした。

その後再び現れたニック・フューリーから、アベンジャーズのメンバーとしての資格は無いがコンサルタントとして雇うことを告げられた。

仕事を受ける条件として、スタークはアイアンマンを痛烈に批判し続けたスターン議員を勲章のプレゼンターにするよう依頼したのだった。

ちなみにこの時スタークが見ていた映像は「ハルク」が暴れた現場のものであり、後日ブルース・バナーを勧誘に訪れる伏線となっていた。

数日後、S.H.I.E.L.D.のエージェントであるフィル・コールソンは、アスガルドの神・ソーの持つハンマー「ムジョルニア」をニューメキシコ州の砂漠で発見するのだった。

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映画「アイアンマン2」に登場するヒーロー・ヴィラン・登場人物

映画アイアンマン2に登場するヒーロー

映画「アイアンマン2」に登場するヒーローは4名！

内部リンクより原作のキャラクター解説も見れますので合わせてご覧ください。

トニー・スターク／アイアンマン

パワードスーツを身に着けたヒーロー「アイアンマン」であり、大富豪の天才科学者。

今作では精神的な弱さと父親との確執が描かれた。

ジェームズ・“ローディ”・ローズ / ウォーマシン

アメリカ空軍中佐で、トニーの親友。

本作から「ウォーマシン・アーマー」を装着して戦うヒーローとなる。

ナタリー・ラッシュマン / ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ

「ブラック・ウィドウ」のコードネームを持つS.H.I.E.L.D.のエージェント。

フューリーからパラジウムに毒されたたトニーの健康を監視するよう指示を受け、「ナタリー・ラッシュマン」と名乗り、トニーの会社に潜入していた。

ニック・フューリー

S.H.I.E.L.D.長官。

トニーから「秘密のイケメンバンドには入らない」とアベンジャーズ入りを断られるが、父ハワード・スタークの残した映像を息子であるトニーに託した。

フィル・コールソン

ニック・フューリーの指示を受けて、トニーに仕事をさせるため監視していたが、すぐにニューメキシコへと転属になり、そこでムジョルニアを発見する。

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映画アイアンマン2に登場するヴィラン

映画「アイアンマン2」に登場するヴィランは2名！

内部リンクより原作のキャラクター解説も見れますので合わせてご覧ください。

イワン・アントノヴィッチ・ヴァンコ / ウィップラッシュ

ロシアの物理学者で、アントン・ヴァンコの息子。

父からスターク家に対する怨恨を聞かされて育ち、作り上げた「ウィップラッシュ・アーマー」を用いてトニーに攻撃を仕掛ける。

最後はアイアンマンとウォーマシンに敗北し、自爆して死亡した。

ジャスティン・ハマー

ハマー・インダストリーズのCEO。

トニーをライバル視しているものの自社の業績はあまり上手くいっていない様子。

トニーを追い詰めたイワンと手を組み、ライバルを出し抜こうと考えたが逆に利用され、最終的に逮捕された。

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映画アイアンマン2その他の登場人物

その他のキャラクターも他のMCU作品に登場するキャラクターのオンパレード！

今後の伏線にもなりかねないので要チェック！

ヴァージニア・“ペッパー”・ポッツ

トニーの秘書だったが、スターク社CEOに抜擢され多忙の身となる。

精神的な弱さを見せ醜態をさらしたトニーに愛想を尽かしてしまうが、最後には仲直りのキスをした。

ハワード・スターク

スターク社の創始者にして、トニーの父。

本作の時点で故人であり、回想シーンに登場する。

トニーからは冷たい父親として嫌われていたが、未来の息子へアーク・リアクター研究を託すメッセージフィルムを残していた。

スターン

アメリカ上院議員。

トニーを強烈に批判しアーマーの提出を求める。

「キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー」にも登場する。

クリスティン・エヴァーハート

雑誌「ヴァニティ・フェア」の女性記者。

モナコ・グランプリで、ハマーに密着取材を行っており、新社長となったペッパー・ポッツにも取材を行った。

前作「アイアンマン」にも登場。

ハロルド・“ハッピー”・ホーガン

スターク社CEO専属の運転手兼ボディガード。

前作より出番が大幅に増えており、コメディ担当として定着した。

ジャービス

トニー・スタークが開発したAI。

トニーの研究やアーマーの操縦をサポートする。

アントン・ヴァンコ

ソ連の物理学者で、イワン・ヴァンコの実父。

かつてハワードと共にアーク・リアクターの研究開発に携わった結果、ハワードに強制送還され、貧困生活へ追いやられた経緯からスターク家を恨み、息子であるイワンへ言い聞かせてきた。

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映画「アイアンマン2」感想

いかがだったでしょうか。

前作「アイアンマン」を超えるスケールと新たなヒーローの登場に大興奮の一作でした。

本作は初登場を果たしたブラック・ウィドウ、ウォーマシンの顔見せと、トニーが今後ずっと向き合うこととなる自分の精神的弱さが描かれた重要な物語となっています。

スタークがエキスポで助けた少年が、後のスパイダーマンかも？といったエピソードも、今後の二人の関係を知ってから観ると感動する場面でもあります。

そしてアイアンマンだけでは世界を守れないという流れが、今後のアベンジャーズにつながっていくのですね。

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映画「スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム」にて、ドクター・ストレンジがマルチバースの扉を開いてしまったことにより、「ホワット・イフ…?」で語られたキャラクターたちが「ドクターストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス」に登場する可能性が浮上したのです。

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